友人から借りてプレイし、やり尽くしました!
とはいえ全モンスターを味方にしたんじゃなければ、レベルを99まで上げた訳でもないんですが、まぁシナリオ的に見るとこは見ましたよ、という事です。
さてさて、今作は「空と海と大地と呪われし姫君」と今まで最も長い作品タイトルとなりましたが、これはね、プレイしてみれば解りますよ。
おお、空だ!海だ!大地だ!
って感じに、凄まじいほどのグラフィックを使って作品の味をより一層際立たせてますから。
もう、足音とか草をかき分ける音とか360度全てを見渡せるフィールドや街とか、沢山のビジュアル要素とかが色々ある事を思うと、作品タイトルはこれでもまだ縮まった方だと思います。
加えて、BGMも素晴らしい!っていうかドラクエはずっとBGMに力入れて来たと思うんですがね、5のお城のトランペットとか、いかにもお城だなって感じでしたし。
さて、システムですが、私は取り敢えずは○をあげたいです。
あんまりいっぱい呪文や特技を覚えすぎると、使いたい技がどこにあるのか解らない!って事が今までによくあった(そのため、前作では攻撃、補助、回復とジャンルわけされていましたね)んですが、今回は呪文や特技の数を絞っております。(それでも、主人公たちが使えない技の幾つかはモンスターが使える訳ですが)
解りやすいし、数も少ないからこそキャラクターの味が生きてくるんだと私は思います。
さてさて、そのキャラクターですが今回は四人構成となっております。
四人とも自由に能力(つーか、技)をカスタマイズ出来はするんですけど、ある程度役割は決まっていてそれぞれの強みってやつを持ってます。
主人公…なんでも出来る、勇者らしい能力です。ビジュアル的に、今作主人公か4の主人公がかっこいいと思います。
ヤンガス…力押しタイプ。ギャグパートでは笑わせてくれます。盗賊から足を洗ったみたいですが、まだまだそのスキルは現役で、プレイヤーの役にたってくれます。ゲルダとのサイドストーリーが激しく気になる件。
ゼシカ…いやもう仲間コマンドとか、戦闘中、目がこの子に釘付けになるんですが(笑)
装備品でグラフィック変わるのいいよ、うん。
それにしても、強い子ですね。能力もそうですが、精神的に。兄の死を経て、人間的に成長したように思います、そう思ったのは、ゼシカの屋敷のメイドのセリフと今を照らし合わせたからなんですが。
あと、マリベルみたいなツンデレお嬢様かと思いきや嫌いな相手にはキツく、気に入った相手には優しいっていう傾向があります。
ククール…いかにも鳥山が書いたらしいイケメン…というかトランクスとかテリーとか、いろいろ思い出してしまいます。
性格的にはキザったらしく若干ニヒリストなとこもありますが、根は真面目だったり兄貴分的な思いやりもあったり。
こいつも万能です。育てるのにはちょっと苦労しますが、まぁ大器晩成型ですね。スキルも後半のほうがいい技あります。
せっかく馬車があるんだから、もっと増やそうぜとか言いたくなりましたがそうするとシナリオ的にも収拾が難しくなると思うのでこれくらいが良いと思います。
それに、増やさずともサブキャラが良い味出してストーリーを演出してますのでそれで十分かと。
それぞれがそれぞれの考えを常にもって主人公に同行し会話(前作から追加されました会話システムです)し、物語を進めてるんだなあって実感できます。
何と言うか、シンプルでも味わい深くその味を出すためには徹底的で、出し惜しみしない!
っていうのがハマる理由かと。
さてさて、肝心のシナリオですが、これはもうそのまま映画に出来るんじゃね?って思うくらいの見事なシナリオでした。
あと、けっこう現実的。
あまり内容をここで書くのは気が引けるのですが、悪役の迫力とか怖さが凄いのなんのって。
最初敵のボスを見た時は「こんなんに勝てるのか?!」とか思ってました。まあ、勝たなきゃ話にならないんですけど。
要は、それくらいの演出だったって事です。
さて、ではそろそろ纏めましょう。
いえ、纏めとはいえ一言でいいんです、それで〆ます。
良いものはイイ!
これが私の感想です。という訳でこの長ったるくも拙い感想にお付き合いしていただいた皆様。
是非やりましょう!(笑)
プレイ済みの方はごめんなさい(汗)
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